しかしこのほど、バッテリーも摩擦も不要のライトが登場した。渦電流で光る「NEO」だ。
・電磁誘導でLED点灯
渦電流とは、アルミニウムなどの金属板を動かすことで生じる誘導電流のこと。
実際にNEOがどう働くかというと、まず車輪近くにNEOがくるように固定する。そして自転車をこぐと、車輪の縁の部分のアルミニウムが回転することで、電流が電磁誘導され、LEDライトが点る仕組みになっている。
・ペダルが重くならない!
NEOと車輪との間に形成される磁場を活用しているので、当然のことながら非接触型。つまり、発電するためにペダルが重くなることは全くない。この技術は現在、特許を出願中とのこと。
ちなみに、バックアップのシステムも搭載されていて、信号などで止まっている間、車輪が回転していなくてもしばらくはライトに電気が供給されて灯るようになっている。
・45ドルから
開発元のスタートアップReelightは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募集中で、今なら予定小売価格から25%オフの45ドルで入手できる(フロントライトかバックライトを選択可能)。
この最先端技術を搭載した自転車ライト、取り付けが簡単なのも売り。世界中どこにでも発送してくれるので、自転車乗りは要チェックだ。出資期限は12月8日となっている。
NEO/Kickstarter