しかも、努力すればコントロールできる、というものでないのが辛いところ。そこで、強い味方となりそうなガジェットを紹介しよう。クラウドファンディングサイトKickstarterに登場したいびき防止装置「Nora」だ。
・いびきをキャッチすると枕が動く!
米サンフランシスコ拠点のスタートアップが開発したNoraは、いびきの音を感知するセンサーと枕の下に置くインフレーター、インフレーターに空気を送るポンプの3つがセット。
使うには、ベッド近くにセンサーを置き、そして枕下にインフレーターを設置する。インフレーターとつながっているポンプはベッド下にくる。
これで準備は完了。いざ眠り、センサーがいびきをキャッチするとポンプが自動的に動く。
・枕が動いて頭の位置が変わる!
そしてインフレーターに空気を送ったり抜いたりして枕の高さなどを変え、これにより頭の位置が変わり、いびきを抑制できるのだという。
というのも、眠りが深くなると喉の筋肉が弛緩し、気道が狭まることでいびきにつながる。Noraは頭の位置を変えることで十分な気道を確保し、いびきを防ぐ。
・静かに作動
このガジェットのメリットとしてはまず、マスクや鼻ピンチなど体につけるものが一切ないので、わずらわしさがないことが挙げられる。
また、ポンプやインフレーターは静かに作動し、隣で眠っている人を起こすことがなく、どんなタイプの枕ででも使用できる。
Kickstarterではすでに目標額の3倍超を集めるという人気ぶりで、商品化はほぼ確実となった。
予定小売価格は299ドルだが、今なら239ドルの出資で入手できる。出資受け付けは11月12日までなので、いびきに悩んでいる人はお早めに。
Nora/Kickstarter