こんな非常にアナログなやり方から一歩進めて、現代のインターネットを活用した方法が、ニュージーランド発のアプリ「Pedigree Found」である。
・Google adのネットワークを活用
「Pedigree Found」ではGoogle adのネットワークを使って、迷い犬の情報をいち早く近隣に拡散させるコミュニティ。いわば、“迷い犬の電子ポスター”を、周辺住民のスマートフォンに送信するような仕組みだ。
利用方法も非常にシンプル。ユーザーはアプリをダウンロードし、飼い犬の写真や、犬の特徴のリストなど、飼い犬についての詳細情報をあらかじめ登録しておく。
・ボタン1つで“迷い犬情報”を発信
万一、犬がいなくなってしまったときには、ボタンを押して“行方不明”という投稿をすると、近隣エリア一帯のオンライン上にいる他の人たちのスマートフォンに、アラートが無料で送信される。
そのエリア一帯が、リアルタイムで迷い犬について注視してくれるようになれば、犬がグッと見つかりやすくなるはず。
該当の犬を見かけたら、すぐに発見場所を飼い主にアラート送信できるほか、見かけない犬を発見した人は、アプリのネットワーク上に、迷い犬情報がリストアップされてないか、随時チェックすることもできる。
・迷い犬探しにかかる時間も手間も削減
「Pedigree Found」は、犬を飼っている人同士や地域を結び付けてコミュニティを形成し、飼い犬探しの時間も手間も削減してくれる、シンプルながら便利なアプリといえそうだ。
Pedigree Found