2014年12月には、学費や治療費など、個人のライフイベントでの出費をサポートするべく「Indiegogo Life」を開設したことでも話題となった。
・ライフイベントとチャリティに特化
Indiegogoは、2015年10月21日、「Indiegogo Life」を改良し、「Generosity(ジェネロシティ)」としてリニューアルした。
Generosityでは、Indiegogo Lifeが対象としていた個人のライフイベントに加え、非営利団体(NPO)やチャリティによる資金調達も網羅。
必要な費用は、Indiegogo Lifeと同様、決済手数料のみで、調達資金のほぼ全額をプロジェクトに充てられるのが特徴だ。
すでに、シリアからの難民をサポートする「Positive Planet」らが、Generosityを通じたクラウドファンディングを開始している。
・ソーシャル系クラウドファンディング、群雄割拠の時代に?!
社会貢献や個人のライフイベントを対象とするクラウドファンディングサービスとしては、2010年5月に開設され、年間10億ドルの調達実績を持つ「GoFundMe」が先行。
このほか、「GiveForward」、「Fundly」、「YouCaring」なども、同様のサービスを展開している。
Generosityが、Indiegogoのブランド力や利用料の割安感を強みに、これらの先行するサービスにどこまで迫ることができるか、興味深いところだ。
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