これだけならすでにありそうなものだが、「EverySense」というサービスを通じてデータの売買もできることが大きな特徴だ。
現在、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて出資を募っている。
・“生活”データで報酬を獲得
研究やマーケティングのために、「ある地域の気温・紫外線量のデータを集めたい」という企業・研究機関もあるだろう。
「EverySense」では、必要なデータの条件をオーダーし、協力してもいいという「EveryStamp」ユーザを集めることができる。
この取引が成立すれば、センサーのデータがサーバーへと送られ、報酬として商品券や電子マネーに交換できるポイントが支払われるという仕組みだ。
条件に合う場所に設置したり持ち歩いたりしているだけで、ちょっとしたお小遣いかせぎにもなるかもしれない。
・多彩なセンサーで自分に必要な情報を収集
「EveryStamp」のもうひとつの特徴は、前述のように必要なセンサーを自由に組み合わせられる点があげられる。
温度・湿度・気圧・照度・紫外線・GPS・方位・加速度といったセンサーが用意されており、本体にはめ込めば起動。
インターネットにつながっていれば遠隔地でもデータを収集できるため、たとえば「夏場にペットがいる部屋の気温が高くなりすぎていないか」といったチェックにも利用できるだろう。
なお価格は、温度・湿度・気圧センサーの「ベーシックパック」が1万1900円、センサー全種を含む「フルパック」が1万7200円。出資期間は11月8日まで。