そんな未来感あふれるHUD(ヘッドアップディスプレイ)を、今乗っている車にも簡単に追加できるらしい。
必要なのは、スマートフォンとアプリ、そしてほんの49ドル(約6000円)の「HUDWAY Glass」と言うアイテムだ。
・ごくシンプル、だからリーズナブル
「HUDWAY Glass」の構造は、とてもシンプル。要は、クレードル部分が本体なのだ。
ダッシュボードに固定してスマホを乗せれば、アクリル製のディスプレイにその画面が写りこみ、HUDの完成だ。
HUDの向こうは透過して見えるため、ナビ画面やメーターへ視線を移さなくても情報を把握でき、安全性も高まるだろう。
ちなみに、クレードル部分はスマホを乗せるだけなのだが、斜めにしても勢いよく振っても外れることはなく、急ブレーキをかけても安全とのこと。
自動車用のHUDはいくつか製品化されているが、それらの価格は5~6万円。情報処理部分をスマホに頼ることで、「HUDWAY Glass」はかなりお手軽なアイテムになった。
・機能はアプリで提供
実はこれ、すでに公開されているスマホ用のカーナビARアプリ「HUDWAY」のオプションともいえる製品。
GPSナビなどの機能を提供し、日本でも利用できる。機能制限はあるが、無料でダウンロードが可能だ。
このほか、制限速度オーバーを通知する「Speedometer」、オフラインで地図とHUDモードを提供する「Sygic」や「Navmii」などを利用できるようだ。
「HUDWAY Glass」は現在、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で出資を募っている。
すでに目標額は達成しており、出資期限は11月7日まで。
HUDWAY Glass