ユニセフがこのたび発表したプロダクトも、その1つ。
「UNICEF kid power band」と名付けられたこのウェアラブルデバイスは、サンフランシスコのデザインスタジオ、ammunitionが手がけたもの。栄養失調に苦しむ子どもたちを助けることができる、人道支援のための機器だ。
・わかりやすくシンプルなユーザーインタフェース
ユニセフ米国基金のプログラムとして、ディズニー協力の下、開発された「UNICEF kid power band」。ターゲットは、その名の通り子ども。主に小学生からティーンエイジャーーを対象としている。
余計な装飾はなく、実にシンプル。バンドは柔らかく、耐久性のある素材。長時間着用しても快適で、日常生活の妨げにならないようコンパクトにできている。
明るい色とポップなデザイン、7歳の児童でも理解できる、簡単なユーザーインタフェースも特徴的だ。
・たまったポイントで栄養失調の子どもを救う
デバイスは、ユニセフキッドパワーアプリと連携して動作する。
機能の詳細は不明だが、子どもを楽しませながらやる気を保つ、文化的なプログラムが、アニメーションなどを使って、組み込まれているらしい。
子どもたちは、新しい文化を学びつつ、ポイントを獲得することができる。
たまったポイントは、最終的にユニセフに還元され、重度の栄養失調に苦しむ子どものための、治療食導入資金に充てられる。
身に着けて活動するだけで、人の命を救えるこのプロダクト。幼いうちから人道支援の精神を養いたいと願うパパとママには、特におすすめだ。
UNICEF kid power band