そんな悩みに応えて、短時間で理想の化粧を施してくれる、夢のような“自動メイクアップガジェット”が開発されている。
・世界初のデジタルメーキャップデバイス
Foreoが手がける世界初のデジタルメイクアップツール「MODA」は、顔スキャニング、3Dプリントの技術を組み合わせたもの。
好きなメイクをアプリなどから選び、「MODA」に顔を当てれば、わずか30秒でメイクが完了するという。
・顔情報を自動分析
「MODA」は、ユーザーの顔をスキャンし、リアルタイムで顔面の幾何学情報を構成していく。
この情報をもとに、“顔マッピング”ソフトウェアと生体レンズを用いて、肌のトーンや顔の形となどを分析し、各ユーザーに合ったメイクを施してくれるのだ。
2000以上のノズルから、40ミクロンの細かいメーク素材の粒子が噴出され、決められた場所に彩色していくという仕組みだ。
・アプリで簡単に操作
使用方法はいたってシンプル。ユーザーはまず、なりたいメイクスタイルを「MODA」のイメージライブラリや、インターネットの画像から選んで設定する。また、アプリがユーザーの顔の特徴に合ったメイクをおすすめする機能もある。
設定したメイクは、あらかじめプレビューで仕上がりを確認できるので、後で“似合わなかった”なんてこともなさそう。
デバイス内に顔をセットしてスタートすると、まず紫外線カットなどの下地が塗布され、次にファンデーションやハイライトが、最後にアイカラーやチーク、口紅が施されるという流れだ。
・FDA認可の成分なので安心
なお、「MODA」に使われているミネラルインクは、米国食品医薬品局(FDA)が認可しているもので、自然で長持ち、低アレルギー性だというから安心。
今のところ具体的な販売情報は出ておらず、実力のほどは未知数だが、近い将来コスメ業界に革命を起こすことになるかもしれない。
MODA