そのUSB Type-Cと、従来のType-Aの2つのポートを備えた、モバイルバッテリー「Xtron」がクラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中だ。
開発したMaximas社は、端末を高速充電できる世界初のType-Cモバイルバッテリーとうたっている。
・最新MacBookとiPhoneを同時充電
Xtronのポイントは、現在主流のType-Aと、今後増えると見込まれるType-Cの両方を備えていて、それぞれを採用している端末を同時に充電できること。
例えば、最新のMacBookとiPhoneを同時充電することが可能になる。出力は4.2ampsで、急速充電ができる。
しかも、容量が1万3400mAhと大きめなので、iPhone 6ならフル充電が6回でき、MacBookだと8時間分のバッテリーが賄えるという。
・Type-C採用、今後は主流に
Apple社の製品で採用されていたライトニングコネクタと異なり、Type-CはApple社を含む世界の700社が参加するフォーラムが採用しているオープン規格。
データの転送速度はUSB3.0の2倍と速く、また小型であることから端末のスリム化につなげられるなどメリットがたくさんあり、今後Type-Cを採用した端末やガジェットは増えてくることが見込まれる。
まだ過渡期にあるが、Type-Cのポートにアダプタをつけて従来ケーブルをつなげることもできるので、モバイルバッテリーの購入を検討している人は選択肢に加えても良さそうだ。
Indiegogoでは69ドルの出資で入手でき、今月末まで受け付ける。
Xtron/Indiegogo