大型荷物の近距離運搬をアプリでオーダーできる「Dolly」。利便性とリーズナブルな価格設定が評判を呼び、サービスエリアを拡大中だ。
・必要情報をアプリに入力
Dollyの売りが、まずオンデマンドであること。アプリを立ち上げ、運びたいアイテムやピックアップ/ドロップ場所、日時などを入力する。
Dollyはそれらの情報を基に、ヘルパーと呼ばれるスタッフと、トラックを手配する。荷物の運搬状況はリアルタイムで追跡でき、基本的に運搬は玄関先までだが、追加料金(チップ)を払えば室内への運び入れも手伝う。
・アプリに価格を表示
また、専門業者による既存のサービスより低価格であることも、ユーザーにとっては大きなメリット。CEOによると、これまでの平均的な利用料は60〜85ドルとのこと。
申し込み確定前にアプリに価格が表示されるので、もし不服ならその時点で利用をキャンセルすることも可能だ。
・インテリアショップと提携
タクシー配車感覚で運送を依頼できるこのサービス、米国で大人気のインテリアショップ「Creat & Barrel」とも提携し、好評を博しているようだ。
買ったソファを今すぐ持ち帰りたい!というとき、Dollyにヘルプを依頼すれば、運搬するトラックに自分も乗って自宅に帰るということも。
Dollyはシカゴで始まったサービスで、このほどシアトルに進出。2016年までに20都市での展開を目指しているという。
家具の購入や友人への移譲、倉庫への運搬など、大型荷物をすぐに運べるこのサービス、日本でも需要はありそうだ。
Dolly