・世界初、プログラム可能な“紙製ロボット”
今回紹介する「KamiBot」は、世界初となる“プログラムできる紙製のロボット”である。
折り紙のように紙を折って、立体のロボットのおもちゃをつくれるだけでなく、スマートフォンから指令を送って動きを操作することもできるという。
・無料のテンプレートを用意
この「KamiBot」のオンラインサイトには、ペーパークラフトのテンプレートが用意されていて、無料でダウンロードできる。
ユーザーは好きなときに、気に入ったテンプレートを自宅でいつでもプリントすることが可能で、塗り絵感覚でお好みの色に塗って楽しめる。
・マグネットを使ってパーツをドッキング
折ってつくる1つ1つのペーパークラフトのパーツの内側には、マグネットをセットする。
「KamiBot」の本体部分は特殊なストリップで覆われており、これがマグネットにくっつくおかげで、本体に紙パーツがドッキングできるという仕組み。誰でも簡単に、取り付け、取り外しが可能だ。
・Arduinoで動作し、Scratchでプログラムする
「KamiBot」はArduinoのプラットフォームで設計されていて、子ども向けのプログラムソフトScratchに対応している。
これらのソフトウェアを使って、プログラムを設定、変更したり、ロボットの動きをカスタマイズすることが可能だ。
・スマホからロボットを操作しよう
本体とスマートフォンはBluetoothを通じて通信をおこなう。完成したロボットは、スマートフォンやタブレットからコントロールすることができ、ロボットの向きを変えたり、LEDライトのカラーを変更したりと、自由に操作して遊べるようになっている。
“line mode”に変更すると、本体に内蔵されている赤外線センサーが動作し、黒い線をなぞって動く自動モードに移行するのも楽しい。
また、本体前面部分には超音波センサーが搭載されており、物体までの距離を測ったり、障害物を検知して避ける機能もある。
・子どもだけでなく、大人も楽しめそう
もちろん、子ども向けのおもちゃとしても遊んでもよいが、カスタマイズ可能で自由度が高い「KamiBot」は、大人が楽しむのもよさそうだ。
・現在、Indiegogoで出資受付中
ただいま、クラウドファンディングIndiegogoで出資受付中の「KamiBot」。提供開始は2016年3月を予定している。
KamiBot