たった1つのデバイスでスマート家電に忍び寄るハッカーを撃退し、家中のインターネット・セキュリティを守る「CUJO」が、クラウドファンディングのIndiegogoで話題を集めている。
・新しいインターネット・ゲートウェイ
従来のウィルス対策は、それぞれのデバイスにソフトウェアをインストールするものがほとんどだったが、「CUJO」の特徴はインターネットとデバイスの間に立つこと。
ユーザーのPC、スマホ、モニターなど、個々のデバイスの使い方をモニターし、家のネットワーク上で不審な動きがあると、すぐにシャットダウンするという仕組みだ。
月額8.99ドルで、「CUJO」内のソフトウェアのアップデートや、注意すべきマルウェアの情報も自動で行われる。
・目標額の4倍以上の資金が集まる
インターネットセキュリティへの関心が高まる中、「CUJO」は3万 ドルを目標にIndiegogoで出資を募るキャンペーンを始めた。すでに約4倍の11万5000ドルが集まり、その金額は日に日に増している。
今なら、49ドルで6ヶ月の月額サービスがセットになった「CUJO」が予約購入可能。(日本への送料は29ドル)来年2016年の3月配送開始を目標にしている。
様々なデバイスがスマホにつながり便利になる一方、スマートデバイス用のアンチウイルスソフトの開発は遅れているので、ウィルスやハッキングを侵入防ぐ頼もしい門番として活躍しそうだ。
CUJO