日常生活の中で姿勢のゆがみを感じる瞬間はあるものだが、できるだけ正しい姿勢を維持したいと思っている人におすすめなのが、センサーメーカー「LUMO BodyTech」から出たばかりのアプリ「LUMOback」だ。腰に専用の薄いセンサーを巻き付けると体の動きのデータを収集し、前屈み姿勢（猫背気味）になったときはセンサーがバイブレーションで喚起を促す仕組みになっている。

センサーはBluetooth4.0を介して、アプリをダウンロードしたユーザーのデバイスと交信する。対象となるデバイスはiPhone4S以降、iPad3以降など。ユーザーの行動や姿勢が画面に反映されるようになっており、自身では気づかない腰や首のゆがみを教えてくれる。

センサーが収集したデータはアプリに集約され、姿勢についてフィードバックをしてくれるほか、1日の中でウォーキング、ランニング、前屈み姿勢、座位といった姿勢をどれだけとっているかも示してくれる。センサーはアプリにつながずに単独ででも使用することが可能で、後にデータをアプリに送ることもできる。

センサーの販売価格は149ドル。同社にとってLUMObackが初の商品で、新たな商品開発にも意欲的だ。資金調達した500万ドルをもとに開発と販売を促進したいとしている。

LUMOback