・10本の指でフル操作できる
このケースがどんなときに便利かというと、例えばiPadでゲームをするとき。
横向きにした状態で両サイドを手で持つ。すると、親指はスクリーン横にくるが、残りの左右8本の指はiPadの背中を支える格好になる。
そうした持ち方でも、このケースだとゲームをしながら背面の指でも操作できる。つまり、10本の指をフルに使えるということになる。
・透けて見える!
加えて、背面が“シースルー”になるのも驚きだ。これは、ケースにあるタッチパネルが指の輪郭をとらえ、それを元にスクリーンに表示するため。
デモビデオを見ると、本当にスクリーンが透けて見えるかのような錯覚に陥るほど、よくできている。
・iPhone6用は99ドルから
あまりにも神業的すぎて、どこが手がけたものなのかといぶかる読者もいるかと思う。開発元はシリコンバレー拠点のスタートアップHandScape。
国際家電ショー(CES)などで賞を受賞するなどの実力派で、このケースに使われている技術は現在、特許を申請中とのこと。
ちなみに、HandyCaseはiPhoneでは6、6プラス、6S、6Sプラス用、iPadではAir、mini、Pro用がある。価格はそれぞれ異なり、KickstarterではiPhone6が99ドルから、iPad mini用が139ドルから、などとなっている。
Kickstarterでのプレオーダー分(10月23日まで受け付け)は、来年4月ごろの発送を予定していて、一般発売を前に話題となりそうだ。
HandyCase/Kickstarter