・リモコン付きで使い易いストリーミング・デバイス
スティック型セットトップボックス(STB)は、テレビのHDMI端子に差し込んで、専用アプリ経由でテレビ画面に大きく映し出せるストリーミング・デバイス。
「Fire TV Stick」の特徴は、リモコン付き端末だということ。自分のパソコンやスマホで操作するGoogle Chromecastよりも、直感的で使いやすい使用になっている。
・STBの普及に遅れをとる日本
日本でもGoogle Chromecastが進出し、5000円ほどで発売されているが、アメリカやイギリスの普及率に比べると、まだまだ“メディアストリーミング” が日本には根付いていない印象がある。
・充実のコンテンツが人気の秘密
イギリスでは各民放テレビ局がしのぎを削って、自社のテレビ番組をウェブサイト上からアクセスできるビデオ・オンデマンド・サービスを充実させている。
Amazon Videoは、日本のTSUTAYA TVのような動画配信サイト、LoveFilmを傘下に置き、自社サービスでも豊富なコンテンツを誇る。
観たいものが、いち早く自宅のテレビで観れるのがイギリスで「Fire TV Stick」が売れている秘密だろう。
「Fire TV Stick」の値段は35ポンド。もちろんYoutubeにもワンクリックでつなぐので、お気に入りの動画をテレビについないで家族みんなで視聴することができる。
日本版Amazonでも売り出すのはいつになるのか?各テレビ局のビデオ・オンデマンド・サービスの充実とともに、今後の発展に期待したい。
Amazon「Fire TV Stick」