Codecademyがリリースしたばかりの「Cards」というサービスは、HTMLやCSSからなるグリーティングメールを自分で簡単に作成できるという、これまでありそうでなかった目新しいツール。サイト内にあるギャラリーの中から、気に入ったテンプレートを自由に選ぶことができ、自分なりの加工を施すことが可能だ。
まず、背景のイメージ画像、アニメーションやテキストを選ぶ。次に、そのまま挿入するだけで機能を発揮するボタンの“Insert code”を、HTMLやCSS内に挿入する。そして、オプション画像を配置したり、テキストを編集したりして、気に入った体裁を整えて仕上げることができるようになっている。作成画面は、ビジュアルで表示されている右の画面と、HTMLやCSSのコードが表示されている左の画面に2分割されていて、右側の画面を見ながら視覚的な感覚でオブジェクトを挿入すると、自動的に左側のコード画面にも反映される。そのため、今自分がおこなったアクションがどういうコードで定義されているのか、1つずつ見ながら作成を進められるので、カードを作り上げながら、同時にHTMLを学習できるというスタイルが実現されている。
できあがったグリーティングメールには、個別のURLが付与されるので、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアや、emailなどで友人と自由にシェアすることができるのも楽しい。年末年始の休日に、ひとつ腰を落ちつけて、楽しくHTMLを学んでみてはいかが?
Cards