そのように身体が不自由な子どもたちにも、タッチスクリーン操作ができるよう開発されている新しい技術が「Access4Kids」だ。「Access4Kids」では、3つの感知センサーパネルを搭載したキットと、タブレット画面を連動させている。このセンサーキットは、使用者の腕、または車椅子の車輪部分に装着させて使用する。センサーを軽くたたいたり、センサーの上に手をかざすと、それらを信号して認識し、「ダブルタップ」などタブレット上の指令に変換する仕組みになっている。
現在はまだプロトタイプを開発している段階だが、開発者側は、今後操作性をさらに追求し、ワイヤレス化を進めるなど改良を加え、来年には試験運用したい考えだという。
Access4Kids