今なら海外旅行は、オフシーズンでがくんと値が下がり、かなりお得。
しかし、浮かれてばかりもいられない。テロや災害、疫病などで国際情勢が危うさを増す昨今、現地の安全確認には特に気を配る必要がある。
・世界各国の安全と健康に関する情報を細かく提供
そこでご紹介したいのが、世界各国の安全情報に特化したアプリ「Sitata」だ。
旅行の渡航先となり得る国々を、専門家が監視。各地域で起こっていることから、それに対する施策までを細かく通知してくれる。
渡航前はもちろん、現地に行ってからも大いに役立つこと請け合いのサービスである。
「Sitata」の原型は、GPHINというカナダのプログラム。感染症の発生をマークするため、カナダ保健省のドクター、ロナルド・セント・ジョン氏と彼のチームによって作成され、SARSの早期発見にも貢献。一躍、世間の注目を集めた。
旅好きでもあるドクターたちは、このシステムを世界各地の旅行者のために応用しようと考え、開発をスタート。高度なソフトウェア・アルゴリズムを使用した、海外旅行のための監視システム、「Sitata」を誕生させた。
・医療関係者、企業にとっても利用価値大
アプリには、病気の発生や抗議デモ、天候などの情報が、ほぼリアルタイムで提供される。
現地の病院の場所と連絡先も閲覧できるし、アプリ内のコミュニティで、自分の目的地と同じ場所へ行った人の体験談を、見ることも可能だ。
事前に渡航先を入力しておくことで、そこに特化した情報を、集めてくれる機能もあり。わずか数分で、パーソナライズされた安全・健康情報をゲットできるのだ。
旅行者のみならず、医療関係者やグローバル展開企業にとっても、大いに役立つ本アプリ。ホームページ上からサインインすれば、すぐ利用することができる。
Sitata