あの頃は苦労したが、大人になってみると、それが妙に懐かしかったりする。
特に実験ものは、心躍るうれしい挑戦。当時は苦手だったけれど、今ならうまくできそうな気がしないでもない。
そんな大人たちの願望をかなえてくれるのが、この「BEAKER」だ。
iPhoneをビーカーにして、化学実験ができる、世にもユニークなアプリである。
・150以上の化学物質を組み合わせて自由に実験
「BEAKER」は、その名の通り、150以上の化学物質を擁する仮想ビーカー。
まずは、アプリを立ち上げてみよう。画面いっぱいに物質の記号一覧が出てくるので、その中から実験に使いたいものを選択する。
薬品を加えるなら長押し、点火は指でスワイプすればいい。加熱はマッチを擦るように、右下からスワイプしてヒーターをオン。右上にスワイプすれば、ビーカーに蓋をしてくれる。
反応促進したいときは、そのままiPhoneを振る。試験管を振るのと、ちょうど同じ要領だ。
・形状変化や爆発もリアルに再現
驚くのはまだ早い。もう1台のiPhoneと連携して、液体を移し替えることだってできる。こうなるともう、普通に実験しているのと、何ら変わりはない。
液体がどう変化するかは、アプリの画面上に鮮明に映し出される。組み合わせによって、爆発するものもあり。それも、アプリ内の話なので、危険なことは何もない。
安全で楽しい、実験アプリ「BEAKER」は、日本語版にも対応。120円でダウンロードできる。
ただし、夢中になりすぎないよう、注意が必要。
BEAKER/App Store