そこで、操作がもっと簡単なものをと開発されたドローンがこちら。凧のように操作紐がついている、GoProカメラ用「Fotokite Phi」だ。
・カメラの向きや高度もボタン操作
Fotokite Phiは、4基のプロペラを備え、ボディにはケーブルがついている。犬を散歩させるときに使うリード、または凧揚げの凧糸のように、ユーザーとドローンはケーブルでつながる。
そしてユーザーが持つケーブルのハンドル部分には、カメラの向きや高度などを操作するボタンがついている。
なので、ユーザーは安定的にドローンの飛行やカメラを操作できる。
・筒に収納、持ち運び簡単!
持ち運びが簡単なのもFotokite Phiの特徴だろう。
30cmほどの長さの円筒に収納できるようになっていて、使うときに取り出すとプロペラが広がる。
そしてプロペラのロックを外して本体をひねるような操作をするとプロペラが回り出し、空を飛ぶ。
・最大8m
ケーブルの長さは、30cmから約8mの間で調整できる。やや短い印象かもしれないが、景観を8mの高さから撮ると、ずいぶん広がりのあるものが撮れるはずだ。
もっとも、こうしたドローンを報道に使いたいというニーズもあり、Fotokite Proというバージョンもある。
Phiの飛行時間が15分であるのに対し、Proはケーブルで送電もできるので、飛行時間に制限がない。
ちなみに、Proは英テレビ局BBCでも活用されているとのこと。
・プレオーダーは279ドル
一般ユーザー向けに開発されたPhiはこのほど、クラウドファンディングサイトIndiegogoに登場し、現在279ドルでプレオーダーを受け付けている。
より安全に空撮を楽しみたいという人は要チェックだ。受け付けは9月18日まで。
なお、GoProのカメラはセットに含まれておらず、自前で用意する必要がある。
Fotokite Phi/Indiegogo