そんな夢のようなテクノロジーの実験を、イギリスの政府交通機関、Highways Englandが開始した。
・開発中のワイヤレス充電テクノロジー
“Dynamic Wireless Power Transfer (DWPT)”と題された、イギリス政府主導で開発中の新しい技術。
自動車側にはワイヤレステクノロジーを搭載し、充電設備を備えた道路上を走行することで、絶えずチャージができるとのこと。
18ヶ月のトライアルを経た後、イギリス国内の高速道路と国道で、この新しい技術がきちんと問題なく機能するか設置実験も行われる予定だ。
DWPTの技術の全貌は未だ明らかになっていないが、現在はさまざまな会社と共に研究を進めているようで、詳細は土建業者が決まったところで発表される予定。
この技術が世界に輸出されれば、日本の高速道路でも走るだけで電気がチャージされるかもしれない。
・バッテリー・ステーションの増設計画も
このほかイギリス政府は、電気自動車を広く普及させるため20マイル間隔でチャージ・ステーションを建設する計画も推し進めているとのこと。
地球に優しい電気自動車が、ますます普及するきっかけになる画期的な取り組みに期待したい。
Electric Highways