坂道などでペダルをこぐのはラクではないが、そのパワーをさらに活用できるものが登場した。
ホイールに取り付けることで、こぐ力を電気に変えてスマートフォンなどを充電できるようにする発電機「CydeKick Pro」だ。
・ペダルが重くならない!
CydeKick Proの売りは、どの自転車にも後付けできることにある。
後輪のホイールに発電機を取り付け、そこで発電した電気をケーブルでハンドル部分のバッテリーに送るという仕組み。
感覚として、ペダルをこいでタイヤとの摩擦でライトをつけるという仕組みに似ている。
しかし、それと大きく異なるのは、CydeKick Proではホイールに取り付ける磁気物そのものが回転するので、摩擦でペダルが重くなるということがない点だ。
・蓄電しておける
また、発電した電気を蓄電しておくことができるのも便利。
バッテリーにはUSB差し込み口がついていて、そこにケーブルをさせばスマホやその他のガジェットも充電できる。
なので、スマホで音楽を聴きながら遠乗りして、いざというときにスマホがバッテリー切れ、といった事態を回避できる。
ちなみにバッテリーにはライトも付いている。
・275ドルから
開発した米マイアミのスタートアップは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募集中(8月29日まで)で、今なら275ドル〜となっている。
275ドルというとちょっとした額だが、通勤で毎日のように乗っている、趣味はサイクリングという人は特に“出資”する価値はあるかもしれない。
CydeKick Pro/Kickstarter