スマートフォンなどの充電に利用できる発電モジュールを搭載した財布、「SUNO WALLET」が誕生した。
・太陽電池パネルを搭載
「SUNO WALLET」最大の特徴は、太陽電池パネルを搭載していること。
USB端子から接続すれば、スマートフォンを充電でき、晴天の日ならiPhoneを6時間で充電できる。
太陽電池パネルといっても、一般的に思い浮かぶであろう板状のものではなく、柔軟性のある薄膜型だ。
折り曲げることもでき、財布の表面に加工してあっても違和感のない仕上がり。撥水・耐水加工もされている。
・モバイルバッテリー搭載モデルもラインナップ
日中の発電のみ可能な「DAY」モデルのほか、リチウムバッテリーを搭載した「DAY & NIGHT」モデルが用意されている。
1500mAhのバッテリーは発電した電気も貯めておけるため、スマホ用の予備バッテリーとしては便利だろう。
・発電機能の実用性は?
だが、肝心の財布が鞄やポケットのなかでは、発電はできない。
本気で充電するなら机の上などに長時間出しておく必要があり、置き忘れのリスクなどを考えると少々こわいものがある。
なぜか付属品に缶きり・ノコギリ・ナイフ・ドライバー…などに使えるカード型の救命マルチツールが用意されているあたり、普段使いよりも“いざという時”のサバイバルグッズを想定しているのかもしれない。
「SUNO WALLET」は、9月3日までクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて出資者を募集中。
「DAY」モデルが36ユーロ、「DAY & NIGHT」モデルが63ユーロからとなっている。
SUNO WALLET