しかしこれからは、“手元にスマートフォンがない”ときでも操作できるようになるかもれない。
壁をコンコン、とノックするだけで家電を操作できるようになるデバイス、「Knocki」の予約が開始された。
・壁やデスクがリモコン代わりに
「Knocki」の本体は、壁やデスクに取り付けて使用する。
その周りを2回ノックすれば部屋の明かりがつき、3回ならエアコンのスイッチが入り、4回でコーヒーメーカーが動き出す…と、ノックの回数によってさまざまな操作を行なうことができる。
何回ノックすればどの機能が使えるようになるかは、付属のスマートフォンアプリで簡単に設定可能だ。
・“ノックだけ”のお手軽操作で広がる可能性
その大きなメリットは、スマートフォンやウェアラブルデバイスが必要ないこと。
ノック回数での操作なので単純な操作命令にしか適用は難しいだろうが、単純な動きだからこそ、誰でも使えるようになる。
たとえば小さな子どものいる家庭なら、スイッチに手が届かなくても電気をつけられるようになるし、エアコンの基本動作を設定しておけば「子どもがリモコンをどこかに隠してしまう」といったありがちなトラブル対策にもなるだろう。
・単三電池で約1年稼動するなど、機能性も充実
家電との接続はWifi、単三電池で約1年間でき、どこにでも設置可能だ。
取り付ける壁などの材質は問わず、振動を検知するため周りの音で誤作動することもない。
また、操作設定などの機能はクラウドサーバを通じて配信されており、IFTTT、Wemo、Nest、Wink、Insteon、その他今後登場するプラットフォームにも対応することができるそうだ。
予約注文を受付中の今なら、価格は40%オフの1台59ドル、日本への送料が25ドルとなっている。
Knocki