クレジットカードはもちろんのこと、コンビニなどでのちょっとした買い物はSuicaやPasmoで、という人は多いだろう。
その「ちょっとした買い物」をリストバンドやキーホルダーでできるサービスを、イギリスの大手クレジットカード会社「Barclayscard」が展開している。
・アプリでチャージ
「bPay」というのがそれ。bPayには支払い用ツールとして、リストバンド、キーホルダー、シールの3つを提供している。
使うには、ユーザーはまずツールにチップを挿入し(シールはNFC内蔵)、スマートフォンにアプリをダウンロードする。
次に、支払いに使うクレジットカード(Visa、マスターカード)かデビットカードを登録し、そのカードからbPayツールにお金をチャージする。
すると、ユーザーはbPay支払いを導入している小売店などで、リストバンドやキーホルダー、スマホの背面などに貼ったシールをかざすだけで支払いできる。
・キャッシュレス、財布も不要
これの便利な点は、ちょっとした外出時に財布を持ち歩く必要がないこと。
例えばジョギングやペットの散歩のとき、リストバンドでさくっと飲み物を買う、ということができる。
しかもクレジットカードのようにわざわざ財布をポケットやバッグから取り出して、そこからさらにカードを出すという動作もなく、リストバンドなら手首をかざすだけ。
また、支払いの履歴チェックやチャージがアプリでいつでもできるというのも便利だ。
・1回の買い物は4000円以下
現在のところ、チャージできるのは最大200ポンド(約3万8000円)、1回の買い物は20ポンド以下となっている。
スターバックスやマクドナルドといったチェーン店やスーパー、ドラッグストアなど数千もの店舗で利用できるという。
Apple Payに代表されるモバイル支払いに加え、今後はウェアラブル支払いも注目を浴びそうだ。
bPay