・革新的な性能と価格
3Dスキャナーはひと昔前までは、プロフェッショナルなものづくり現場で活用されていた専門的なマシーン。
しかし、今ではコンパクト化されたものが続々と開発され、低価格化も相まって、個人で使いこなす人も増えてきた。
そして今回のEoraはサイズ、性能、そして199ドルからという価格といい、かなり革新的なものとなっている。
・スキャン所要時間は5分
Eoraは水筒のような筒型をしていて、アプリ(無料)をダウンロードしたiPhoneを専用のアームにセットして使う。
実際スキャニングするときは、Eora からオブジェの表面にレーザーが投射され、それにより得られる800万ポイントもの画像データがBluetooth経由でiPhoneに取り込まれる。
サイトによると、高さ20センチのオブジェのスキャニング・処理にかかる時間は約5分となっている。
もちろん、20センチ以上のものもスキャンでき、オブジェとは1メートルの範囲内で作動する。
・破格の199ドルから
価格も特筆すべきだろう。Kickstarterには来月お目見えする見込みだが、最安値は199ドルと自社サイトでうたっている。
3Dスキャナーとしてはかなりの「破格」。3Dプリンターも現在、小型化・低価格化が進んでいて、3Dプリンターと併せて3Dスキャナーも個人で所有できる時代になりそうだ。
プロトタイプはiPhone専用だが、現在Androidタイプも開発中とのこと。興味のある人はサイトでメールアドレスを登録すれば、随時情報をアップデートしれくれる。
eora 3D