電子デバイスを多用する現代人にとって、携帯充電器は欠かせないアイテムである。
・3つの部分で構成される充電デバイス
今回紹介する「PWRSPRK」も、電子デバイスの充電に役立つツールで、Idan Lahat氏、Brandon Fontana氏らを中心とする制作チームが手がけたもの。
この「PWRSPRK」は、大まかに分けて3つの部分から構成されている。
・軽量化された、専用のバッテリーケース
1つめは、専用のバッテリーケース。これは既存のバッテリーケースと比べて、30%ほど薄くなっており、その分軽量化に成功している。ケースのカラーは、黒、白、くすんだシルバーの3色から選べる。
・同時に3つのバッテリーを充電可能なベース
2つめは、バッテリーベースの部分。同時に3つのバッテリーを充電することが可能で、必要に応じて、追加のベースをドッキングさせて拡張することもできるという。
・ケースから取り外して、再充電できるバッテリー
3つめは、バッテリー本体部分。3200mAhの電池容量があり、裏表ともに使用できる両面タイプになっているのが特徴だ。
専用ケースから取り外し、ベース部分の充電ポートに差し込むようにして設置すると、充電がスタート。充電が完了すると、ライトが青色から緑色にチェンジしてお知らせしてくれる。また、専用アプリから充電状況をチェックすることもできるという。
・iPhone、Androidの両方に対応!
さらに、この「PWRSPRK」はユニバーサルなデザインになっているので、iPhone、Androidの両方に対応しており、同時に両方のバッテリーを充電する……なんてことも可能だ。
これまでは、スマートフォンの充電待ちの間、ケーブルにつなぎながら利用すると、どうしてもケーブルが邪魔になったり、ケーブルの範囲内でしか利用できなかった。
「PWRSPRK」であれば、ケーブルに常時接続しておく必要はなく、フル充電されたバッテリーと交換するだけでよいので、そうした悩みからも解放されることだろう。
・家庭用だけでなく、公共の充電ステーションとしても
今のところ、家庭用に開発されている「PWRSPRK」だが、将来的には、人が集まるレストラン、駅、空港、ショッピングモールなどの施設に、充電ステーションとして活用することも視野に入れているという。
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PWRSPRK