たとえ4Kの高精細動画であっても、スマホを使って編集することができる。
・スマホでカンタン動画編集
「GNARBOX」での動画編集はとても簡単だ。
撮影した動画データをSDカード、またはUSBで「GNARBOX」に転送。Wi-Fiでスマートフォンを接続し、アプリを起動すれば準備は完了。
あとはいくつか画面をタップするだけで、不要な部分をカットしたり、ハイライトでスローモーションをかけたりもできる。
そのまま同アプリ上からSNSや動画サイトへ投稿できるほか、デバイス4台まで無線でデータを共有することもできる。
・ポイントは“高解像度対応”
動画編集くらいならスマホアプリでもできる。わざわざ「GNARBOX」を使う理由は、4K(3840×2160ピクセル)動画に対応していることだ。
これは、一般的に販売されている映画のBlu-rayも優に超え、“プロ向け”機材での撮影を想定した解像度。
当然、普通なら処理速度やストレージの関係でハイスペックPCでの編集が必要となるのだが、「GNARBOX」が処理を行なうことで、スマホでも編集可能となるのだ。
その演算能力をもたせるために、2.2GHzのCPUと、さらにGPUまで搭載。「外で編集する」ことに特化したデバイスであり、スマホはあくまでそのインターフェース役だ。
・動画の共有がリアルタイムに
「GNARBOX」の大きさは、縦6.3cm×横10cm×高さ2cmのコンパクトサイズ。ノートPCに比べても、ずいぶんと持ち運びはしやすいといえるだろう。
使いこなせるのは撮影機材にこだわる方のみとはいえ、機動力とスピード力は桁違いになるはずだ。
なお価格は、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で今なら149ドル。出資受け付けは8月15日までなので、興味のある方はお早めに。
GNARBOX