そこで、少しでも安全性を高めようと開発されたのが、LEDライト搭載のスマートヘルメット「Lumos」。
方向指示やブレーキのランプを点灯させられるというものだ。
・ライトで周囲に注意喚起
自転車に乗る際に安全を確保するためには、スピードの出し過ぎなど運転に気をつけるほか、周りのドライバーや歩行者に自分の存在を知ってもらうことが重要だ。
この点で、LumosはLEDライトを光らせ、周囲にアピールすることでより安全な走行につなげられる。
・ブレーキランプは自動点灯
例えば、右や左に方向を変えるとき、ハンドルに設置したリモコンボタンを押せば、曲がる方角側のライトが光る。
つまり、車でいうウィンカーを点灯させられるので、周囲のドライバーに自分の進行方向をわかってもらえる。
また、走行中は後頭部部分のライトが点滅するようになっているが、ブレーキをかけて減速すると自動的に常灯に変わる。これにより、後ろからの衝突回避が期待できる。
また、前頭部分にもライトがあり、ここを光らせることで対向車にも気づいてもらいやすくなる。
・1回の充電で1週間程度使用可能
ヘルメットの充電はマイクロUSBケーブルで。1日30分使用したとして1回のフル充電で1週間もつという。
気になる値段はというと、現在展開されている資金調達サイトKickstarterでのキャンペーン(8月13日まで)では、99ドルの出資で入手できる。
しかし、残念ながらこのキャンペーンでは、安全基準絡みで日本からのオーダーは受け付けていない(米国とヨーロッパの安全認証は取得済み)。
興味のある人はウェイティングリストに登録しておくと、状況が整い次第、連絡がもらえるようだ。
Lumos/Kickstarter