そんな私たちにとってなじみ深いキーボードの形状に新風を吹き込んでくれそうなのが、「The Model 01」というキーボードである。
・蝶が羽を広げたような形状のキーボード
一見すると、まるで羽を広げた蝶のように見える不思議な形状をしているが、これが人間の手になじむよう設計されているという。
・片手ずつに分かれた、目新しい構造
片手ずつに分かれたキーボードになっていて、それぞれが普通のキーボードを半分に切ったくらいの大きさ。片手の指が届く範囲に、キーが収まるようになっている。
開発元のKeyboardioでは3Dモデリング技術を学習し、人間工学に基づいたデザインと機能性を追求。いくつかの試作を踏まえ、ようやくこの「The Model 01」の完成形にこぎつけた。
・ベース部分には木材を採用
普通キーボードというと、プラスチックを用いていたり、あるいはメタリックなデザインのものが多かったりする。
ところが、この「The Model 01」では、あえてベース部分に固いカエデ材を採用。このおかげで、触れた感じはまるで楽器のギターのような質感になっていて、インテリアとしてもオシャレな印象になっている。
・隣り合うキーも押しやすいよう設計
キー部分は、タッチしやすいよう配慮されたスイッチ構造になっていて、指が移動して隣のキーにスムーズに触れられるように設計されている。
通常のキーボードでは端のほうに設置されているCTRLやDELキー、上部に並んでいるファンクションキーなどは、「The Model 01」の親指側に配置されているなど、今までとは少し違った使用感になるので、慣れるのに時間がかかるかもしれない。
とはいえ、左右のパーツに分かれるという斬新なデザイン、無駄な指や手の移動を強いることのないコンパクトさは、この新たなキーボードの大きな魅力だろう。
・Kickstarterでキャンペーンを開催中
現在、Kickstarterでキャンペーンを開催中の「The Model 01」。気になる人はお早めにチェックを。
The Model 01