この概日リズムを整えるのに役立ちそうなスマート電球が資金調達サイトKickatarterに登場した。
部屋の明るさをセンサーでとらえ、自動で色温度を調整する「Silk」だ。
・太陽のような役割
光というのは人の健康に大きな影響を持っている。例えば、北欧など北の国では日差しが極端に少なくなる冬にうつを発症する人が多い。
その症状を抑えるために、意図的に光を浴びる光治療というものがあるが、Silkはまさしくそれと同じコンセプトで開発された。
簡単に言えば、Silkは太陽のような役割を果たして概日リズムを整えるのを助けてくれる。
・夜はリラックスを促す暖色に
具体的には、日差しを浴びるべき日中に部屋が暗ければSilkの明るさは増す。逆に、寝る前などはリラックスや眠気を促す暖色になり、こうした調整はすべて自動で行われる。
使うには付属品Silk Bridgeをコンセントにさし、Wi-Fiにつなげる。そしてSilkをランプなどのソケットに差し込めばいいだけ。明るさや色温度、タイマーなどは専用アプリでコントロールできる。
キャンペーンでは現在、電球3つとSilk Bridgeのセットが99ドルからとなっている。米国外への発送にもプラス20ドルで対応するとのこと。
日々の健康管理に役立てるのはもちろん、特にシフト業務などで体内時計が狂いがち、という人は試す価値がありそうだ。キャンペーンは8月7日まで。
Silk /Kickatarter