1時間待ちは当たり前。一度出向けば半日、場合によっては1日がかりになることもある。
一番つらいのは、その間身動きがとれないこと。順番が来るまで、ひたすら待合室で耐えていなければならない。
そうした状況を改善するために生まれたのが、「Sma-pa(スマパ)」である。病院の待合室にいなくても、スマホやタブレット上に番号が表示されるという、ユーザー待望のサービスだ。
・カフェやレストラン、好きな場所で順番待ち
利用にあたって、面倒な手続きは必要なし。手持ちの端末に、アプリをインストールするだけで済む。
メールアドレスの登録も、不要。名前の呼び出しもなく、個人情報に配慮した設計がなされている。
「Sma-pa」を使えば、患者はカフェやレストランなど、好きな場所で順番待ちができる。インフォメーションは、リアルタイムで表示されるため、自分の番が近くなったら、病院へ戻ればいい。
・患者と病院、双方にメリット
これは、病院側にとっても、大きなメリットだ。問い合わせや、待合対応の負担を軽減する他、院全体の評判アップにもつながるからだ。
患者と病院、双方に利益をもたらすこのシステム。7月1日にリリースされたばかりなので、本格的な展開はこれから。医療を受ける側としては、多くの機関が導入してくれることを願う。
Sma-pa(アルメックスホームページ)