そのニュース閲覧を、社会貢献につなげられるアプリ「Ideal Impact」が登場した。
ユーザーのニュース閲覧履歴を分析して、関連する募金やボランティアの活動を案内するというものだ。
・ボランティア募集などの情報を提供
例えば、災害のニュースを読むとしよう。ユーザーはどこでどんな災害があって、どのくらいの影響が出ているのかを知りたくてタップする。
普通はそこで終わる。しかし、Ideal Impactではそのユーザーのニュース履歴を独自のアルゴリズムで分析し、関連するボランティア募集、募金などの情報を提供する。
ユーザーは提示された情報を元に、そのニュースを誰かとシェアしたり、ボランティア活動に参加したりと行動につなげられるという仕組みだ。
・情報を吸収して行動に移す
このアプリ、政治政策アドバイザーのOliveir Kanada氏が手がけた。背景には、情報に接するだけにとどまらず、何かしら社会に貢献するような行動につなげてほしいという気持ちがあるようだ。
確かに、私たちは災害記事を読んで被災者のために何かしたいと思っても、行動に移すのはそう簡単ではない。あるいは、ボランティアなどのキーワードで検索してもうまく情報収集できなかったりする。
そんなときに、すぐ「こういう選択肢がある」と提示されれば、行動に移しやすいのではないだろうか。
情報をインプットし、行動としてアウトプットする。意義ある社会参加のためのツールとなりそうだ。
Ideal Impact