通過率30%という、厳密な審査にも関わらず、人気はうなぎ上り。リリースされたばかりなのに、登録希望者が後を絶たないという。
何がユーザーの心を、惹きつけるのだろうか。その秘密を探るべく、gram30(グラムサーティー)代表取締役、内田 洋輔(うちだ ようすけ)氏から、話を聞いた。
・シンデレラ的時間制約で「今夜だけ」のコミュニティに特化
Q1:「JOIN US」提供のきっかけを、教えてください。。
上司や目上の方と、飲みに行く機会が昔から多くて、二次会になると、女の子を呼ばないといけない空気になったり、逆に男が足りないなど、深夜友だちに連絡しまくって、集めたりしていました。(中略)
そんなとき、今付近で飲んでいる人や飲もうとしている人が集まっていて、いつでも声をかけられる仕組みがあればいいな、と思いついたのが最初です。
(中略)何より僕ら自身、飲み会が好きなので、毎日楽しい飲みの場を作りたいなと。
Q2:「JOIN US」とは、どんなアプリなのでしょうか。
「今夜、今から、誰かと一緒に飲みに行く」というところに、特化したアプリです。
特徴は、正午〜翌朝5時までしか使えない点。翌朝5時には、チャットや相手の情報は、すべて消える仕様です。
これは「今日飲む」というところに特化した設計で、継続してコミュニケーションを取ることは、想定していないためです。
また、コミュニティの安全性を保つため、Facebookログインのみとしており、審査制にしています。現在はiOS(iOS8以降対応)のみで、東京23区内でだけ、ご利用いただけます。
・将来は「JOIN US」入会がステイタスに!?
Q3:審査の内容について、お話いただけるでしょうか。
審査基準は公開できませんが、男性5人、女性5人のスタッフが審査しており、それぞれが、飲みに行きたいと思った人が通過しています。
Facebookの情報が少なすぎたり、プロフィール写真が風景になっていたりすると、落ちる確率が高くなっています。
あと、イケメンばかりが通っているかのように伝わっているかもしれませんが、顔だけじゃなくて、飲みに行ったら楽しそうな人や、お酒の場を愛していることが見てとれる人も、結構通過している模様です。
Q4:今後の展開について、教えてください。
現在はiOSのみなので、Android対応もできるだけ早くしたい、と思っています。
知らないところで、「「JOIN US」の審査すら申し込めないAndroid勢飲み会」なるオフ会が開かれたりと、ありがたいことにそういった声も、たくさんいただいています。
また、エリアに関しましても、東京以外でご登録いただいている方も多いので、時期を見て展開したいと思っています。
現在も、希望者殺到中の「JOIN US」。「ここに入ることがステイタス」という日が、そのうち本当に来るかもしれない。
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