実用化すれば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で見たような空飛ぶ乗り物が飛び交う未来に一歩近づく訳だから、完成品に世界の注目が集まるのは必至だ。
開発会社はイギリスのイングランド南岸にある Malloy Aeronautics社。最高の技術とデザインの美しさを手ごろな値段で提供することを理想に掲げる航空エンジニアリング会社だ。
もともとはドローン制作をメインにしていたが、今は次世代のホーバーバイクを最終的にアメリカ国防総省に納品するため、プロトタイプを作っている。
「MA HOVERBIKE」のユニークな点は、4つの大きなドローンをつなげたような車体。今までの二つの回転翼より、安定した浮遊を実現する。
Malloy Aeronautics社は、まだテスト中なので最終的に一般商店で売られるようになった場合の値段はわからないというが、今のプロトタイプを1年で100ユニット 売る計算だと、労働力を含む原材料費は55,000ドルだそう。
外部の会社とはいえ、ペンタゴンがその開発を支持しているというのは気になるところ。
もともと軍事用に開発され、今では1万円以下で買えるおもちゃになっているドローンと同じく、最終的にはバイクのように世界中に普及する未来も近いのかもしれない。
MA HOVERBIKE