そんななか台湾のプリンターメーカー「XYZprinting」が来春投入するのが、ハンディタイプ。
10センチ四方のものから2メートル四方のものまで、立体的なデータを手に持ったスキャナーで計測できるというものだ。しかも299ドルとかなりお手頃な価格を予定している。
・置き場所をとらない!
ハンディ3Dスキャナーの大きさは4.1×6.1×15.7センチで、重さはわずか433グラム。
ハンディになったことのメリットとして、従来のスキャナーではとらえられなかった大きさのもののデータ計測が可能になることが第一に挙げられるだろう。
また、かなり小型なので、据え置き型スキャナーに比べ場所をとらないというのも個人ユーザーには嬉しい。
・高度な深度センサーで計測
気になる性能だが、高度な深度センサーを備えたIntelのRealSense 3Dカメラを搭載し、誤差は1ミリ以下という。また、奥行き画像サイズは640×480、カラー画像サイズは1080pとなっている。
これらのセールスポイントに加え、予定小売価格が299ドルというのも画期的。ものづくりをする人にとって強い味方となりそうだ。
XYZprinting