・地下鉄車内で電子書籍が借りられる
北京のLine 4の地下鉄車内で、電子書籍が借りられる。このアイデアは、以前テッカブルでも紹介したニューヨークの「Underground Library」というプロジェクトを参考にして生まれたとのこと。
・QRコードをスマホで読み取るだけ
ユーザーは車内のパネルに設置されているQRコードを、スマートフォンなどでスキャンして読み取るだけで利用できる。
・年に12本の無料タイトルを配信
年に12本の無料タイトルをリリースする予定で、地下鉄内で“電子本貸し出し”サービスを提供するとともに、本のテーマにまつわるキャンペーンも同時に開催する。
・本にまつわる“テーマ展示”も開催
1月12日にスタートした第1弾のキャンペーンのテーマは“私たちの文字”。中国の30以上の民族的な文字にフォーカスし、歴史、文化などの観点から考察する。
このテーマ展示は、Webサイトや図書館の展示会などで公開されるという。ちなみに、テーマ展示は2、3ヶ月に1度変更される予定だ。
・乗客は自然と年に12冊の読書をすることに
1日に1千万人の乗客が利用する北京地下鉄。このプロジェクトを随時フォローしているだけで、ユーザーは自然と年間12冊の本を読むことになる。
・公共のスペースを活用
National Libraryの担当者は、この「M Subway Library」を通じて、公共のスペースを上手に活用し、人々の日常生活の中で無理なく、知識を得たり、読書体験する機会を提供できれば、としている。
M Subway Library