「コネクテッド・サイクリスツ」(Connected Cyclists)は「Google Glass」のように、バイザー部分を目にセットすると、見ている風景に重なるようにリアルタイムで情報が見られるウェアラブルデバイスだ。
ネットを通じ道路交通センターから届く最新の交通情報、安全な自転車専用道路、目的地への近道、より空気のきれいなルート、そして事故の起きやすい大型車の横の死角部分などが、センサーデータで表示される。
自転車をこぎながらでも自分の現在地を掴みやすい、モニュメントや建物の表示機能も搭載。
もし、間違えて一方通行の道を自転車で逆走してしまっても、このヘルメットとメーターがすぐに教えてくれて、旅行中に自転車を使う人たちにも道路交通法がよくわかり、使いやすい。
世界中でレンタルサイクルを観光客用に解放する大都市が多い中、都市中心部の主要道路に、自転車レーンを作る公共事業が増えているという。
最新テクノロジーを駆使し、リアルタイムで一番いいルートを教えてくれるこのヘルメットが実用化されれば、地元の人にも観光客にも必要不可欠な物になるかもしれない。