スマホ自体はもはや必須アイテムになっているが、近年は革新的な技術というより、価格や使い勝手で競っている感がある。
そんな状況下で、彗星のごとく現れたのが、この「Blu」だ。
厚さわずか、0.45㎜。ぐにゃりと折り曲げられるスマホとして、Indiegogoに登場した。
・先端技術による未来派スマホ
「Blu」のテクノロジーの要となるのは、FOLED (flexible organic light emitting device)というディスプレイ技術。
ベース素材に、透明なプラスチックフィルムや、反射性アルミホイルを用いることで、製品のフレキシビリティと軽量化を実現できるというもの。
加えて耐久性が高く、従来のガラス素材より、コストダウンできるものとして、各分野が注目。
日本ではまだなじみがないが、海外ではすでに、壁掛けスクリーンやウェアラブルデバイスにおける実用化が、見込まれているそうだ。
・ぐにゃりと曲げて手首に装着
重さも170gと、女性用のバングル並みの軽さ。そのため開発チームも、手首に装着できるスマホとして、アプローチ。
スポーツや運転時など、日常のあらゆる場面で気軽に利用できることを、前面に押し出している。
スマートウォッチのように、スマホと連携させるために、アプリをインストールする必要もなし。なにしろ、これ自体がスマホだから、装着したまま普通に使えばいいのである。
未来派スマホに対して、ユーザーがどう反応するか、今後の動向を見守りたいところだ。
キャンペーンは、7月16日まで。支援は219ドルから、受け付けている。
Blu/Indiegogo