「FingerSense」は、ただ単にスクリーンへの接触を認知するだけではなく、「人間の手のどの部分が触れているのか」というところまで認知できる。指先、爪、指関節など、どの部位が触れているのかを認識するほか、プラスチックのペンツールのようなものも認識することが可能だ。この性質を活用することで、たとえば、「指関節でタップした場合には、オプションメニューが出る」、「爪で2度タップした場合には、○○のアプリが起動する」といったように、1つの動作に特定の機能を連携させることができ、ツールの動作の幅が大きく広がるようになる。
いちいちアイコンを呼び出したり、メニューから選択するような手間が要らなくなり、動作1つで簡単に機能を呼び出すことができるようになれば、スマートフォンの扱いがますますスムーズに、快適になることだろう。
FingerSense