予め出そうなタイミングがわかればいいが、そうはいかない。人間の排泄欲求はいきなり来るもので、予測するなど不可能だからだ。
ところが驚いたことに、その不可能を可能に変えるデバイスが開発されてしまった。それが、世界初となる排泄予知ウェアラブル「DFree(ディーフリー)」である。
・超音波センサーと専用アプリで排泄のタイミングを通知
「DFree」は、下腹部に貼った専用ゲルパッドが、排泄のタイミングを予測し、便意をもよおす前にその時間を知らせるという、画期的な装置だ。
排泄予知は、超音波センサーによって行われる。まず、パッド内に内蔵されたセンサーが体内の動きをモニター・分析して、排尿・排便のタイミングを計測する。その後、連携するスマホアプリに、「現在、○%溜まっています。○分後にトイレの時間がきます」と、通知が来る仕組みだ。
・発送は来年春頃!現在、支援受付中
トイレのタイミングには個人差があるため、スマホアプリが排泄時間を記録しながら、そのタイミングを学習していく。つまり、使えば使うほど、予測時間の精度が上がっていくというわけだ。
将来的には介護現場での実用化を視野に入れ、その正確さを向上させる機械学習機能も搭載する予定だそうだ。
「DFree」は、クラウドファンディングサイト「READY FOR?」にて、2015年7月23日までキャンペーン中。本体購入への出資は、1万8千円から。発送は、2016年4月頃を予定している。
DFree/READY FOR?