同様の手法でメッセージ内容を暗号化するチャットアプリ「Bleep」を展開しているが、これまでのAndroid、Mac、Windows版に加えこのほどiOS版をリリースした。
・サーバーを介さない!
ほとんどのチャットアプリでは通常、サーバー経由でサービスが展開されている。つまり、2者間の会話でも、常に第3者が介在していることになる。
それに引き換え、Bleepでは端末間を直接接続させるP2P方式をとっていて、たとえアメリカ国家安全保障局でもそのやりとり内容をのぞくことはできない。
つまり、情報の保守に有効な手段ということで、プライバシー保護に関心が高まっている昨今、Bleepは注目を集めている。
・自動消滅機能も
Bleepではチャット内容はその端末にのみ保存される。それさえも必要ないという人はメッセージが読まれるとすぐに自動消滅する「Whisper」という機能もあり、こうすることでメッセージの履歴は完全に消される。
メッセージだけでなく写真も暗号化され、他の人には見られたくないという写真を送るのにも有効だ。
アプリは無料で利用できるので、情報管理を徹底したい人にはオススメだ。iOSのダウンロードはこちらから。
Bleep