赤ちゃんの呼吸を監視するアプリ「Owlet Baby Monitor」を、米Brigham Young Universityの学生チームが開発した。専用装置を赤ちゃんの足に靴下のように巻き付け、心拍音と血中酸素レベルを測定できるというものだ。モニターを装着した赤ちゃんの呼吸が止まったり、あるいは心拍に変化があったりした場合、アプリを介して親のスマートフォンに警告が送られる仕組みになっている。
このアプリ、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐ目的で開発された。SIDSの発生そのものを防ぐことはできないが、異変を早くキャッチすることで何かしら手を打つ時間を稼ぐことを可能にしたいという思いが背景にある。
アプリは学生発明コンテストで最優秀賞に輝いた。特許出願中のこの装置、まだ販売の段階ではないが、賞金6000ドルをもとにさらなる改良を加える見込みだ。
Owlet Baby Monitor