画面を見つめながら相手が入力するのをぼーっと待つ時間を有効活用できないか?そうした視点で開発されたのが、このほど登場した「WaitChatter」。
チャットスクリーンの下に表示されるボックスで、外国語の単語学習ができるというものだ。
・チャットで使った単語を学習
WaitChatterは、Google Chromeエクステンション。チャット画面の下にボックスが表示され、チャットで使った単語を外国語表示したり、クイズ形式でボキャブラリーを学習したりできるようになっている。
現在のところ、英語のネイティブスピーカーが、スペイン語かフランス語を学ぶという想定になっているが、対応言語は今後増やしていくとしている。
・Skype、Facebookも視野
このアプリ、マサチューセッツ工科大学のコンピューターサイエンス・人工知能ラボが開発した。研究チームによると、インスタントメッセージの利用では10〜15分ほど無駄に待つ時間があるのだそう。
そうした待ち時間を有効活用すべく、同ラボでは今後、GoogleチャットだけでなくSkypeやFacebookメッセンジャーなどのプラットフォームでもアプリを利用できるようにしたいとのこと。
外国語学習のアプリはたくさん展開されているが、アプリを起動させての学習は「よしやるぞ」という意気込みを必要とする。WaitChatterのように隙間時間を活用するタイプは気軽に取り組めそうだ。
WaitChatter