そんなコラボツールに新たに加わったのが仮想ホワイトボードの「Deekit」。プライベートベータ版が展開されてきたが、このほど正式公開された。
・書き込んですぐに共有
職場の打ち合わせなどで会議室のホワイトボードを使う場面があるだろう。Deekitはまさしくそのホワイトボードをオンライン上で共有するためのツール。
チームメンバーがそれぞれの端末から仮想ホワイトボードに書き込むことができ、そしてリアルタイムに共有できる。電話会議などと一緒に使えば、バーチャル会議室のできあがりだ。
・効率アップに不可欠
やり取りは電話やビデオ通話で十分ではないか、と思う人もいるだろう。しかし、開発したスタートアップのCEO、Kaili kleemeier氏は、「ホワイトボードはシンプルながら最も正しく、そして早く情報共有できるツール」とする。
開発の背景にはSkypeで働いていたときのkleemeier氏自身の経験がある。突発的な問題に素早く対処するために、そして遠隔地にいる同僚と協働するのに、見てわかるホワイトボードの活用が有効との結論に至った。
Deekitを開発する上で、kleemeier氏が重視したのは使いやすさ。「機能が多すぎると使いこなせない。操作に気をとられずスムーズに情報共有できるようなデザインにした」と他のツールとの違いをアピールする。
Deekitは本物のホワイトボードのように自由自在に書き込みや削除ができ、共有したボードを保存するのも簡単。しかも無料で利用できるので、協働作業が多い人の強い味方となりそうだ。
Deekit