この2つを合体させ、さらに便利にしたのが、このほど登場した「Bricwave Xpress」。急いで充電したり、大事な書類のデータのバックアップをとったりと、ビジネスシーンで重宝しそうだ。
・倍の速さでスマホ充電
Bricwave Xpressの外観はやや大きめのフラッシュメモリーだが、この中にライトニングまたはマイクロUSBのケーブルが入っていて、片方のUSB端子をPCにつなげば充電やデータシンク、データ保存などができる。
機能は主に3つで、スイッチでモードを選べるようになっている。まず、高速充電モードだが、こちらを使うと従来ケーブルの倍の速さでスマホを充電できる。
開発元によると、iPhone 6の場合、バッテリー0%から100%にするのに普通248分かかるところを、Bricwaveだと半分の124分で完了するという。
・フラッシュメモリー容量は8〜64GB
次に同期モード。こちらは、スマホとPCを同期させるのに使う。同時にスマホの充電もできるが、このモードでは通常の充電速度となる。
最後に、フラッシュメモリーモード。こちらの容量は8、16、32、64GBの4種類。
持ち運びを想定しているので、当然コンパクトなつくりになっている。3×8×1.2cm、重さはわずか27g。リングが付いているのでキーホルダーなどに取り付けられるのも便利だ。
1つで3役をこなすこのフラッシュメモリー、現在、Kickstarterではメモリー容量8GBの場合49ドル、16GBだと65ドルからとなっている。キャンペーンは6月1日まで、資金調達が順調にいけば7月にも発送が始まる見込み。
Bricwave Xpress/Kickstarter