・無線誘導コイルで点灯
資金調達サイトKickstarterに登場した「Flyte」というのがそれ。スウェーデンのクリエイターが考案したもので、見た目は普通の電球を専用の台の上に持ってくると、宙に浮かんだ状態でLEDライトが灯る。
コードでつながっていないのになぜ光るのか?どうやって浮いているのか?
その種明かしをすると、まず宙に浮いているのは磁石を使っているから。専用の台座と、電球の下部にある磁石が反発しあい、電球が台座から2.5センチほど浮くようになっている。
それから、ワイヤレスで光るのはコンセントにつないだ台座の無線誘導コイルから、電球のレシーバーに電気が送り込まれているから。Qi(ワイヤレス給電)などの技術と同じで、実際、台座の上にQi対応のスマホを置くとワイヤレス充電できるようになっている。
・台座タッチでオンオフ操作
仕掛けは既存の技術を応用した非常にシンプルなものながら、電球はソケットに差し込んで使うもの、という固定概念にとらわれている多くの人が驚くこと間違いなしだろう。
ちなみに、台座にはタッチセンサーが内蔵されていて、電球を台座の上に浮かせた状態で、台座を触るだけでオンオフを操作できるようになっている。
このクールな電球、現在Kickstarterで展開されているキャンペーン(5月22日まで)では249ドルの出資で入手できる。インテリアとしてひとついかが。
Flyte/Kickstarter