「Orbit1」は、ほぼどんな物体でもメタルコーティングできる機械で、開発元はMonolith Studio。
・手順はシンプル
「Orbit1」の使い方はいたってシンプル。まず、加工したいオブジェクトの表面を磨いてきれいにする。次に、オブジェクトの表面に、まんべんなく伝導性ペイントをスプレーで吹きつけ、50~60度の熱風で数分間乾かす。
あとは、「Orbit1」の本体にオブジェクトを配置し、スマートフォンのアプリをクリックしてスタートするだけ。アプリはAndroid、iOSの両方に対応している。
・石、ゴム製など、あらゆる素材を加工可能
作業時間は早いもので数分と、スピーディ。本体内に置けるオブジェクトの最大サイズは、高さが200mm、幅150mmまで。しかも、石、木、植物、ゴム、金属、プラスチックなど、あらゆる材質のものを塗装加工できる。
・誰でも気軽にメタル塗装を楽しめる
これがあれば、専門業者に頼む必要も、作業場を確保する手間もなく、誰でも気軽に塗装加工ができるようになる。自分で3Dプリントしたオリジナルの成型物に、メタルコーティング加工を施して、完成度の高い作品をつくる、なんてことも可能になる。
・Kickstarterでキャンペーン開催中
実に画期的なツールである「Orbit1」は、開発会社によると、1gあたりわずか2ドル~でコーティング加工ができるという。6月19日まで、資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催中だ。興味がある人はチェックしてみては。
Orbit1