バックアップ電池を備えたケースと、ソーラーパネル搭載のカバーがペアになっているというもので、必要に応じてソーラーカバーを取り外せるというのが特徴だ。
・選べる電池容量
カルフォルニア拠点のスタートアップ「Solpro」が開発を手がけたこの製品。まずケース部分を見てみると、iPhone6用には、バッテリー容量1400ミリアンペアと2800ミリアンペアの2タイプが用意されている。iPhone6プラス用は2800ミリアンペアの1種類。
1400ミリアンペアではiPhone6の電池50%を賄え、2800ミリアンペアだとフル充電できるという。
そして、そのケースにソーラーカバーを合体させると、太陽光で端末とケースの電池を充電できるようになる。
ソーラーパネルはカバーの片面についているが、カバーはリバーシブルに取り付け可能なので、端末を使いながら、あるいはカバーを閉じた状態どちらででも発電できる。
・1時間で通話2時間分を発電
太陽光発電で重要なのがその電力だが、このカバーを1時間日光にあてると2時間の通話、またはインターネットが90分できるだけの電気を発電できるとのこと。
なので、ランチタイム時のカフェのテーブルや、オフィスの窓際などに置いておくだけで充電でき、出先で端末の電池残量を気にすることが少なくなりそうだ。
ケースのバッテリーはマイクロUSBでも充電でき、端末をケースにセットした状態でパソコンにつなげばデータの移送も可能となっている。
・セット価格は74ドルから
スマホ端末の電池消耗対策としてはモバイルバッテリーが主流だが、発電と充電が同時にできると便利この上ない。普段使いはもちろん、旅行や屋外でのアクティビティ時には特に威力を発揮しそうだ。
このケースとカバー、資金調達サイトKickstarterで入手でき、容量2800ミリアンペアのiPhone6用ケースは54ドル、これにソーラーカバーをつけたセットが74ドルとなっている。キャンペーンは5月14日まで。
Solpro/Kickstarter