その機能とは、バックアップ用のバッテリーやスピーカーなど。そうしたプラスαの機能を、必要に応じて取り付け、取り外しできるケースがKickstarterに登場した。
・アルコール検知や発電機能も
ハンガリーのスタートアップが手がける「Moscase」は、バンパー部分と、取り替え可能な機能部分の2つから成る。
プラスα機能は全部で5種類あり、アルコール検知、スピーカー、太陽光充電、追加データ、eインクスクリーンとなっている。
例えば、屋外でパーティーをするときなどにスピーカー機能を、写真やビデオをたくさん撮るときは追加データ機能を取り付けるなど、目的に合わせて取り替えることができる。
5種類の中で特に便利そうなのは、eインクスクリーン。これを使えば、ケースの背中部分に各種情報を表示でき、スマホを立ち上げなくても情報チェックできる。eインクなのでバッテリーをさほど消耗しないというのもメリットだ。
・バンパーで体温や心拍を測定
また、バンパーそのものにも、心拍や体温、体脂肪などを測れるセンサーがついていて、プラスα機能を付けなくてもヘルスガジェットとして活用できる。測定したデータは専用アプリに集約され、日々の健康管理に使えそうだ。
MoscaseはiPhone6と6プラス専用で、8色から選べる。値段はプラスαの機能なしタイプだと小売価格179ドルを予定しているが、Kickstarterでのキャンペーンでは133ドルの出資で入手できる。プラスαの機能を1つ付けたセットは185ドルからで、締切りは5月11日。
着せ替え的に各種機能を楽しめるこのケース、スマホを“グレードアップ”したいという人は要チェックだ。
Moscase/Kickstarter